「六万行願。」

西田点香さんが京都山科に夫婦二人でさとりを開いたのが一燈園です。その研修の修行は二つあります。

その一つが六万行願です。人との縁を説く行です。

研修生全員、黒の修行僧の姿、頭に天眼（手ぬぐい）を巻き、バケツ、雑巾２枚、たわし、を持ち集合、

お経を唱えながら１００人以上の生徒関係者が合掌している間を抜けて大津の方へ電車で出発。

着くと４班に別れ、女性は２人、男性は一人、各家庭へ「山科一燈園から参りました、修行でトイレ掃除させていただきませんか」

と一軒一軒回ります。それなりに送り出されていますので苦にならず２１軒玄関に立つことが出来ました。

トイレ掃除は出来ませんでしたが１軒だけトイレ床を吹く事ができました。

さすがに気が折れていましたのでこんなに嬉しく感じたことはありませんでした。

・・・山科の　人との縁の　ありがたさ・・・　　　合掌　ありがとうございます。