先日、1月24日に
南海トラフの「津波の発生確率」を初めて公表されました。
宮崎日日新聞と宮崎ニュースUMKの記事をそのまま載せます。
たくさんの情報を集め、日頃の心構え、想定外を踏まえた事前準備が
必要になるかと思います。
【宮崎日日新聞】宮崎、日向市「非常に高い」 南海トラフ3メートル超津波確率
政府の地震調査委員会(委員長・平田直東京大教授)は24日、数百年置きと考えられている
マグニチュード(M)8~9級の南海トラフ巨大地震で、東北―九州の沿岸352市区町村のうち、
宮崎、日向市を含む71市区町村を、木造住宅が全壊し始める高さ3メートル以上の津波が襲う
確率が非常に高い「30年以内に26%以上」とする評価結果を公表した。確率を用いて津波の
危険性を予測したのは初めて。防潮堤などでの対策が難しい、高さ数十メートルといった
「最も高い津波」ではなく、限られた予算や時間でも実施できる「起こりやすそうな津波」への
対策を住民や自治体に促す狙い。
【宮崎ニュースUMK】南海トラフの「津波の発生確率」を初めて公表 宮崎
南海トラフでは今後30年以内に70%から80%程度の確率で大きな地震が発生するとされています。
政府の地震調査委員会は地震による津波の発生確率を初めて公表しました。
今回の評価では発生可能性が比較的高いマグニチュード8から9クラスの地震を予測対象とし
今後30年以内に3メートル以上の津波に襲われる確率を3段階に分けて市町村ごとに公表しました。
宮崎県内の沿岸10の自治体のうち10メートル以上の津波が襲来する確率が「非常に高い」に分類
された所はありませんでした。
3メートル以上の確率は宮崎市や宮崎県日向市で一部、確率が「非常に高い」と示されました。
(地震調査委員会 平田 直 委員長)
「防波堤なく直接3mの津波が海岸沿いの街を襲えば、木造家屋は流れてしまう可能性が高い。
そういうところからは重要な施設は適切な対策をとる必要があることはご理解いただけると思う」
今回の評価では日向灘で単独で発生する地震の津波評価は含まれていません。
地震調査委員会では「3メートル・5メートル、10メートルの津波の、高い頻度での襲来を
踏まえ優先順位をつけた対策を」と話しています。
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