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2020年05月18日
ブログ
エチオピアの高地に住み、断崖絶壁をねぐらとして
一匹の雄と数匹の雌からなる家族を作って暮すゲラダヒヒです。
恐ろしい顔とは違って、性格は非常に平和主義者で草しか食べません。
ゲラダヒヒとは対照的に、荒れたサバンナで何でも食べるマントヒヒ
がいます。とても気が荒く、雄は他の雄から雌を奪って数匹の雌を
従え暮らしています。従える雌は全て他の雄から奪ってきたものです。
絶えず他の雄から雌を監視し、争いが絶えることはありません。
何でも食べる雑食のマントヒヒから追いやられたゲラダヒヒは、
だんだんと高地に安住の地を求め今の様な暮らしになったと考えられるそうです。
逃れ逃れて天空に王国を築いたゲラダヒヒも、現代では人間の開発の手が
及んでいて生存の危機にあるそうです。
何とも皮肉な話です。 黒木